カレンダー

2010年9月
« 8月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

●SNF日誌とは

 たしかに、ウンザリさせられることの多い毎日で、新聞、テレビなどのマスコミも、まるでこれしか話題がないかのように、残忍な事件や、経済の停滞、政治批判を並べ立てています。ていねいに見たり読んだりしていると、生きているのが無駄であるかのような気さえしてきます。
 しかし、人間社会には、もっと心豊かになる話題もたくさんあります。素晴らしい技術の研究や開発に寝食を忘れている人もたくさんいます。本欄では、そんな“ちょっといい話”をたくさん集めて、人間として生まれてきてよかったという気持ちを多くの人々と共有したいと思っています。同時に、その“いい話”を引き立てるために、“イヤな話”も時々交えることもありますが……。

猛暑中断2日目朝、そして普天間からの便り

●怪しげな空の雲

 昨日7月29日の東京は久しぶりに、雨が降り、最高気温も30度を下回わりました。やっと人間らしさを少し取り戻したような気がします。さて、今日はどうかと案じておりますと、夜半に雨音らしきものが聞こえ、外に出てみますと、シトシトという感じで降っているではありませんか。午前1時過ぎでした。
 朝歩きに差し支えはないかと、午前4時に外に出てみますと、残念ながらもう雨はやんでいました。しかし、空を見上げるといつ降りだしてもおかしくないといった怪しい雲行きです。念のためスタートを少し遅らせ、傘をもって4時40分に出ました。
 少し風があって、この季節には感じたことのない涼気が漂っています。2日前までの蒸し暑さを忘れてしまいそうになりました。ひょっとするとこのまま、秋になってしまうかもしれない、そんな気配すら感じられました。昨日の朝と同じ場所で空の写真を撮ってみました。ご覧ください。

 昨日の朝は、見事な朝焼けで燃え出しそうに赤い雲が浮かんでいましたが、今朝はその同じ高さに赤みのまったくない白い大きな雲が浮かんでいます。背後は秋が近づいていることを思わせるように爽やかな青い空でした。しかし、この時午前5時ごろ、あたりに聞こえるのは遠くの車の音だけで、鳥の声も虫の羽音も聞こえません。まだ眠りから覚めていない街の雨上がりの朝は不思議な穏やかさに包まれていました。
 しかし、地平線近くには、雨雲が垂れ込めています。昨日、居待月が見えていた方角を見ますと(写真下)、白い雲に黒い雲が覆いかぶさるようにして、かなり大量の雲がかかっています。月はその背後に隠れて見えません。今日の天気はこの黒い雲が成長していくのか、消えていくのかによって変わりそうです。
 さらに30分ほど歩いて、勝淵神社の裏手から“みはらし山”に行こうとしましたら、小学校6年生ぐらいの男の子と、4年生くらいの女の子の兄妹、とその父親が虫取りにきていました。もう夏休みが始まっていますから、孫とおじいさん、父と子という組み合わせで虫を捕りにきている人が増えているのです。微笑ましい光景ではありますが、私の仲間のノラネコたちには迷惑な季節。うっかり小鳥を追いかけていると、人間にぶつかりそうになり、慌てて草むらに逃げ込んだり、木に登ったりして避難しなくてはなりません。
 しかし、子どもたちが昆虫や小動物と、小山のささやかな森で、朝早く遊んでいるのは心和む光景です。昨日の本欄で紹介した天声人語にも書かれていましたが、夏休みだけでも、子どもたちがテレビやゲームから離れて自然の中で遊んでほしいものです。

●旧友、宜野湾市在住、田中 明さんからの便り

 沖縄宜野湾市に、CDジャーナルという雑誌で一緒に仕事をした仲間の田中明さんが、東京から移住してもう17年ほどになります。1年に1度は東京で会いますし、昨年12月までは、小学館の「ボンビバン」というサイトで私が担当していたブログ「島遊び島暮らし」(注1)にも寄稿してもらっていました。 私の沖縄や鳩山内閣についての掲載記事を読んで、いろいろご意見をいただいたのですが、みなさんにも沖縄の声として知っていただきたい部分をご紹介したいと思います。

― 鳩ちゃんのあの発言(注2)には、愕然とし呆然としましたが、それでも1ついいことがありました。それは、日本政府の沖縄差別があからさまになったということです。
 自民党時代は、さすがに巧妙に(?)隠したり騙したりして、金の力で沖縄を釣ってきましたが、民主党は正直です。鳩ちゃんが真っ正直なのかもしれません。そして、知事会でも明らかになったように、ヤマトゥンチュの身勝手さと差別意識も明らかになりました。そして、もちろんマスメディアの論調も、どちらを向いていたかが明白でした。

 沖縄の人にとっては、とても分かりやすい構図になったんじゃないでしょうか。政府は、いまだに沖縄を捨て石としか見ていないということが、相当鈍感な人にも分かったんですから。
 先日、いずれ返還になるという宜野湾から北谷にかけてあるキャンプ・フォスターという米軍の住宅地として使っていた基地で、銃を持った海兵隊員が都市型戦闘の訓練をしていました。現在家は残っているんですが、すべて空き家になっているんです。
 散歩コースで、フェンス沿いをいつも歩いています。驚きましたね。もちろん、射撃訓練ではありませんが、フェンスのすぐ向こう側を、家の中などをうかがいながら10数人が機関銃を持って歩いてるんですから。
 以前もポリスが家に踏み込む訓練をしてましたが、こちらの目の前でやってほしくはないです。―

(注1) 「島遊び島暮らし」は以下のページにアーカイブされています。http://shimagurashi.b.station50.biglobe.ne.jp/

(注2) 「米軍の海兵隊が抑止力として沖縄に存在しなければならないとは思ってなかった。 学べば学ぶ程、連携し抑止力を維持している事がわかった」など一連の発言。

この記事にコメントする

 

 

 

これらのHTMLタグが利用できます 

<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>