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●SNF日誌とは

 たしかに、ウンザリさせられることの多い毎日で、新聞、テレビなどのマスコミも、まるでこれしか話題がないかのように、残忍な事件や、経済の停滞、政治批判を並べ立てています。ていねいに見たり読んだりしていると、生きているのが無駄であるかのような気さえしてきます。
 しかし、人間社会には、もっと心豊かになる話題もたくさんあります。素晴らしい技術の研究や開発に寝食を忘れている人もたくさんいます。本欄では、そんな“ちょっといい話”をたくさん集めて、人間として生まれてきてよかったという気持ちを多くの人々と共有したいと思っています。同時に、その“いい話”を引き立てるために、“イヤな話”も時々交えることもありますが……。

エノコログサ

●この草で野良猫と遊べるか

 仙川河畔のドクダミの花が目につかなくなってきたころ、急に目立ち始めたのが、ポヤポヤした子犬の尻尾のような花穂をつけた野草です。あ、そうそう。7月8日にご紹介した木佐森千砂子さんの『野草と野菜・果物 まるごと活用術』にならって、今後“雑草”という言葉を使うのはやめて“野草”とすることにしました。雑草という植物はありませんものね。

 この野草はイネ科の1年草で「エノコログサ」というのが正式名ですが、通称は「猫じゃらし」ですね。この穂を猫の前でヒラヒラさせると、たいていの猫は目をランランと輝かせ背を丸くして飛びかかてきます。
 今まではあまりこの野草に興味がなかったのですが、何しろ毎日歩きをするようになってから、仙川界隈のノラ猫たちと親しくなっているものですから、これで遊んでやろうか、などと考えているのです。しかし、おそらく彼らはこういうものに関心を示さないでしょうね。命を守ることに必死ですから、“遊び”という概念は彼らには縁がないと思います。しかし、よく観察していますと、野良猫は強い警戒心の底に、ほんの僅かながら親しい者に心を許したいという願望を秘めていると思われることもあります。空腹時でなければ反応する可能性がないとはいえません。物は試しといいます。結果はいずれご報告します。

●木佐森茂さんからのメール

『野草と野菜・果物 まるごと活用術』の著者の夫にして、私の高校時代からの友人、木佐森茂さんから、こんなメールが10日に届きました。なんとも羨ましいような報告なので、皆さんにもご紹介します(残念ながら写真はありません)。

― SNF日誌を楽しく拝見させていただいています。7月10日はカミさんのNHK教室で、恒例の江の島の岩場での磯遊びがありました。江の島の時は小生も運転手役で参加しています。磯遊びは気分がいいし、収穫も多く馬鹿に出来ません。
 この日は貝類のカサガイがメインでした。大型は少ないもののトコブシやアワビよりずっと旨いです。刺身でよし燻製はより旨しです。内臓は塩漬けで珍味。今夜と明日の食卓を飾ります。
 岩牡蠣も味は三陸物に及ばないものの食べ放題です。ヤドカリも実にビールに合います。ウニはそこそこの味です。海草のヒトエグサは吸い物に。ツルナはおひたしに。二枚貝も採れました。小魚(イシダイの幼魚他)が少し。これは大根おろし和えで美味でした。―

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