勝淵神社横の、みはらし山にある細い柿の木が、小さな実をつけていました。この青い小さな実は、熟して甘くなるまで、この細い枝で無事育つのでしょうか? 昨年の秋は気づきませんでしたから、途中でカラスのエサになってしまうのかもしれません。わが国の政治経済の混迷もまた……。
今朝はどんより曇って、いつ降り始めてもおかしくない空模様でしたが、雨が降っても風が吹いても必ず歩くと決めている私に迷いはありません。しかし、多くの人は歩くか否か、毎朝悩ましい思いをさせられるのがこの時期です。必然的に少し歩く人が減ります。
医療と健康のカテゴリーで登場していただこうと思っている男性の1人、宇野さんは梅雨時の少々の雨なら歩く、と決めておられます。彼がどれほど意思の強い男であるかは、いずれお話するとして、今朝もちゃんと勝淵神社の前で出会いました。傘は面倒なのでなるべく持たない主義だそうです。その代わり、ズボンもシャツも防水、撥水処理をしているものを着用しています。そして、帽子も被りますから、梅雨時の小雨なら問題ないかもしれません。
神社の真正面に、参院選の候補者ボードが立てられています。その前で、次の日曜日ですね。宇野さんは行かれますか? と訊くと、
「毎回行くけどさ、今回はあんまり積極的に投票する気になれないなあ」
と、さも面白くないという表情でいわれます。その理由は要約するとこんなところでしょうか。
~ 私は消費税に反対です、なんていったってさ、少人数の党じゃ、反対しても意味ないじゃないか。いずれ税金上げようって、2つの大きい党の腹はわかってんだからさ、反対派に投票するのは無駄なんじゃないか? そのくせ、新聞やテレビは投票権は大切な国民の権利だから、必ず投票所へ行けっていう。党のマニフェストも大事だが、候補者自身の考えもよく調べて判断しましょう、なんてことも言ってるな。本気でいってるのかね、まったく。俺は棄権はしないけど、白票を入れようかって思ってる。これも無駄なことだろうけどさ。せめてもの意思表示だよ。あんたはどうするの? ~
私もツレアイも、選挙は棄権しないことにしていますが、政治と選挙の関係には大いに疑問を感じています。日本が参考にしているイギリスでも今、選挙制度の見直し機運が盛り上がりつつありますね。それは得票数が当選者数に反映しにくくなっているからのようです。しかし、それよりも問題なのは、たとえば、こういうことを皆さんはどう判断されますでしょうか。テレビのニュースで選挙運動の光景を見ていましたら、若い女性新人候補がこういっていました。
「安心して女性が子ども産み、安心して子育てをしていけるような社会にしなければなりません。皆さん、どうか私を国政の場に送ってください。私は必ず、そういう社会を実現するために、全力を傾けてまいります」
こういう考え方が間違っているとは思いませんが、この女性が所属する政党は少人数です。かりに当選したら、彼女はいったいどういう活動をするつもりなのでしょうか? こんなことを考えると空しい気持ちになります。
選挙制度よりも、参政権や国会と国会議員などという、もっと根本的なところから考え直す必要があるのではないでしょうか?


最近のコメント